macOSを外付けSSDにインストールすることにより、起動ディスクが外付けSSDになります。
するとMacの処理速度が爆速化します!
この記事では、外付けSSDにmacOSをインストールする方法を解説します。
macOSを外付けSSDにインストールする手順
外付けSSDを用意する
今回使用するのは、BUFFALO USB3.1Gen1ポータブルSSD 1TB(SSD-PG1.0U3-B/NL)です。
選んだ理由は、ケースとSSDが一体なことと、USBケーブル(Type-A)が付属だったためです。
※USBケーブルは、使用しているMacのUSB接続端子に合ったものを選びましょう(Type-A/Type-Cの2種類あります)
容量は1TBを選びました。
外付けSSDを初期化する
外付けSSDとMacを接続すると[セットしたディスクは、このコンピューターで読み取れないディスクでした。]と表示されます
そこで外付けSSDを初期化します。
①そのまま[初期化]を選択
※[無視]を選択すると、後から初期化できます。その場合は[アプリケーション]→[ユーティリティ]→[ディスクユーティリティ]から。
②サイドバーの表示が[ボリュームのみを表示]になっていたら、[すべてのデバイスを表示]にする
③初期化したいSSDを選択
④フォーマット[APFS]を選択
⑤方式[GUIDパーティーションマップ]を選択
⑥[消去]をクリック
これで外付けSSDの初期化が終了しました。
macOSを外付けSSDにインストールする
続いて外付けSSDにmacOSをインストールします。
①Mac App Storeを開き[macos]で検索する
②OSを選択。ここではCatalinaを選びました
③[入手]クリック。これでダウンロードが始まります。
④ダウンロードが終わると、インストール画面になります。
⑤[続ける]クリック
⑥[同意する]クリック
⑦インストールしたいSSDを選び[インストール]クリック
⑧インストールの準備ができました
⑨自動で再起動画面になります。
⑩DOCKやアイコンがないデスクトップ画面が表示されたあと、画面が真っ黒になります。
(11)りんごマークが表示され、進行状態画面になり、インストールが始まります。
(12)インストールが完了すると、[ようこそ]の画面になるので初期設定をします。
(13)「このMacについて」で確認すると、起動ディスクがSSDになっていることがわかります。
起動するディスクを外付けSSDに設定する
次に、電源を入れると自動で外付けSSDで起動できるように設定します。
今のままだと内蔵のディスクで立ち上がります。
自動で外付けSSDで起動するように設定
①[option]キーを押したまま電源を入れる
②起動ディスクの選択画面が表示されるので外付けSSDを選択
これで、起動ディスクが外付けSSDになりました。
システム環境設定から設定する方法もある
[システム環境設定]→[起動ディスク]から外付けSSDを選択する方法もあります。
ところが、私のマシンでは設定ができませんでした。
何度設定しても元々の起動ディスクで立ち上がってしまう…。
なので、上記のoptionキーを使う方法をおすすめします。
Macのデータ移行をする
外付けSSDにOSをインストールした後の状態だと、まっさらなiMacのままです。
イラレやフォトショなど後からダウンロードしたアプリを使う場合はデータを移行しないと使えません。
データ移行には、移行アシスタントを使います。
①外付けSSDでMacを立ち上げて
[アプリケーション]→[ユーティリティ]→[移行アシスタント]起動
②[Mac、TimeMachineのバックアップ、または起動ディスクから]選択
③Apple IDとパスワードが必要になります!
指示に従って進めていきます。
データ量が多いと移行に時間がかかります。
私は2時間かかりました。
移行が終わったら、DOCKを確認して必要なアプリケーションがあれば完了です。
困ったこと
無事に外付けSSDを起動ディスクに変更することはできましたが、作業中・その後しばらく使用している中で困ったことがありました。
外付けSSDで起動できない
起きた現象
①[システム環境設定]→[起動ディスク]で外付けSSDを選択しても、元の起動ディスクで立ち上がってしまう
②スタートアップマネージャーが起動できない(optionキー押しながら電源入れる)
この2つを行なっても、外付けSSDで起動出来ませんでした。
解決方法:USBの差込をかえる
外付けSSDを接続していたのは、iMac本体のUSB3.0ポートでした。
それをハブのUSB2.0ポートに差し込んだところ、スタートアップマネージャーが起動し、起動ディスクを外付けSSDに設定することができました。
Macのシステム更新をすると外付けSSDで起動できなくなる
これも、システム更新のたびにスタートアップマネージャーを起動して、起動ディスクの設定をし直しています。
今のところこれだけですが、また不具合が起きたら更新していきます。
外付けSSDにした感想
やってよかったです。
もうお別れだね・・・と手放す気でいたiMacが1万円弱で生き返って、動きのニブさにイライラしていたストレスもなくなりました。
時々、外付けSSDで起動できなくなるという不安定さがありますが…。
メインPCじゃないので許容できてるけど、メインPCで仕事用として使うには不安定かもしれません。
延命できているうちに買い換え資金を貯めようと思います。
コメント
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