保育園の送り迎えは意外と疲れます。
送り迎えせず、まっすぐ職場に出勤して、まっすぐ職場から家に帰れるのがどんなに楽か…。
でも、送り迎えをしていない人からは「送り迎えなんてただ連れて行くだけでしょ。」こんなふうに思われがち。
その、ただ連れて行くだけでも大変なのが送り迎えです。
(他にも、先生とのやりとり・提出物の確認・子供の荷物の管理なども「送り迎え」に含まれるので、ただ連れて行くだけではないんですけどね。)
この記事では、送り迎えが大変な理由を解説します。
保育園の送り迎えは意外と疲れる
送り迎えが大変に感じる理由を見ていきましょう。
理由①:子供がまっすぐ歩いてくれない
子供と一緒だと、駐車場から保育園までの数百mほどの距離を歩くだけでも時間がかかります。
- 手をつなぐのを嫌がる
- しゃがみこんで動かなくなる
- 道端で遊びたがる
- ふざけながら歩く
子供に「普通に」歩いてもらうのって本当に大変です。
年少さんになれば交通ルールを理解しはじめるので、割とスムーズに歩けます。
問題は未満児さんの、イヤイヤ期まっただ中のとき。
自分の足で歩きたい時期だから、抱っこで連れて行くことも出来なかったり…。
特に、朝の送りは、親たちも出勤しないといけなかったりで時間に余裕がないのがほとんど。
「泣き叫んでも抱っこで連れて行けばいいジャン」という考えもありますが、
実際やってみると、親にとっても子供にとっても最悪な朝の幕開けです。
朝の過ごし方で1日のパフォーマンスが変わるように、子どもだって気持ちよく送り出してもらったほうがいい1日を始められますよね。
理由②:お友達と遊んでしまって帰れない
朝の送りよりも、お迎えのときによくある悩みです。
先生とさようならをした後に、園庭などでお友達と遊んでしまう。
「帰るよ」という声は届きません。
子供が満足するか、いっしょに遊んでいたお友達が帰るときにようやく終わります。
他のお友だちが遊んでるから一緒に遊びたくなってしまうんですよね。
私は、時短勤務がおわって長時間保育を利用するようになり、お迎えの時間が重なるお友達がいなくなったらこの悩みはなくなりました。
たまに延長保育なしの時間でお迎えにいくと、やはりお友達と遊びたがります。
理由③:荷物が多い・重い
保育園の送り迎えは荷物がたくさん!
- 汚れた着替え
- 使ったオムツ(地域による)
- お昼寝用のおふとん
特に未満児さんは荷物が多くなります。
地域によっては使ったオムツを持ち帰るところも。
子供の人数が増えるごとに、荷物も倍に。
子供がまっすぐ歩いてくれないとき、お友達と遊んでしまって帰れないときも、大量の荷物を持った状態で待っているわけです。
しんどいですよね。
理由④:雨や雪の日が大変
雨や雪が降っていると、送り迎えのしんどさは上がります。
- 傘をさす
- 雨で荷物が濡れる
特に、お昼寝ふとんを持ち運びする日が雨降りだとメンタルやられますよね。
傘を持っていると手をつなぐのは難しいので、まっすぐ歩いてもらう難易度も上がります。
また、車の乗り降りをするとき、子供が濡れないようにするのが最優先なので、自分が濡れるのは構っていられません。
理由⑤:チャイルドシートを嫌がる
車で送り迎えをしているとチャイルドシートに乗せるわけですが、チャイルドシートを嫌がる時期があります。
バタバタ暴れるので、ベルトがはめられなくて大きな声を出して叱ってしまったり…。
子供でも意外と力が強いので、えび反りになって拒まれると、無理矢理ベルトを締めるのも大変です。
チャイルドシートを使わない家庭も中にはあるので、それを見て「やだ!」となってしまうことも。
でもチャイルドシートをちゃんと使わないと、何かあったときに後悔するだけなのでちゃんと使いたいですよね。
暴れる子供をなだめるのも疲れます。
対処法は、心の余裕をもつこと
保育園の送り迎えが疲れる理由を見てきました。
- まっすぐ歩いてくれない
- お友達を遊んでしまって帰れない
- 荷物が多い・重い
- 雨・雪の日が大変
- チャイルドシートに乗ってくれない
ほとんどの悩みの理由は、時間に追われているからです。
早く職場に向かわなくちゃ…
早く帰ってご飯作らなくちゃ…
など
子育て中のママ・パパは、たくさんのタスクをこなしています。
送り迎えもタスクの1つ。
送り迎えがおわったら今日やることは完了!
じゃないんですよね。
その日にやらなきゃいけないことは残っています。
私は夕食の準備が少しでも楽になるようにOisixのミールキットを使う日もあります。負担を減らしたい人はチェックしてみてくださいね。
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保育園の人間関係に疲れる
保育園は、保護者同士のお付き合いや、先生方とのお付き合いなど、人間関係にあふれています。
それが若干めんどくさく感じる場合もあります。
人間関係の悩み①:ママ友付き合い
「夕ご飯の支度もあるし、明日も仕事だから早く帰りたい」
そう思っていても、サッサと帰るのって感じ悪い?など、考えなくてもいいようなことを考えたり、余計な気をつかってしまいます。
先生とさようならした後、園庭で遊ばせるママさんもいますよね。
そうするとササッと帰りたくても子供が遊びたがるので、出来ればやめてほしいですよね。
ママ友同士の会話を楽しみにしている人や、同じクラスのママとしか挨拶しないと決めている人。
たくさんのタイプ・年代のママが集まっているため、関わるのが億劫に感じるのかもしれません。
人間関係の悩み②:担任の先生と合わない
「なんだか波長が合わない人」というのはいます。
そういったタイプの人が担任の先生になってしまうと、関るのに疲れることもありますよね。
ただ、保護者が担任の先生に望むのは「子どもに対して真摯に向きあってくれること」
なので、担任の先生が苦手なタイプであっても、その感情はスルーするのが1番です。
人間関係の悩み③:ただ人と会うのが億劫
コミュ障という訳ではなくても、不特定多数のママさんがいるところに行くのがシンドイと感じることもあります。
他のママさんからの視線が気になるんですよね。
どのママさんもきちんとした格好をしているからダサい服装だと浮きそうと思って送り迎えのためにオシャレしたり、化粧をしたりなどですね。
ママ友のお悩み対処法
ママ友との関係で悩んでいるなら、この2つを心掛けるだけで気が楽になりますよ。
- 挨拶をするだけでいい
- 周りの目を気にしない
他のママさん達の目が気になっても、実は気にされてません。
お迎えに来てさっさと帰るママに対して「感じが悪い」と言っている人は意外といないんです。
「いつもすぐ帰る人」というイメージになるだけで、ただそれだけです。
気にしているのは自分だけなんですよね。
普通に挨拶をするだけでOKで、たまに時間があるときに会話してみるくらいの付き合いで十分ですよ。
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