「人の顔色をうかがってしまって人間関係がしんどい。仕事行きたくない…。」
そんな悩みをもっていませんか?
この記事を書いている私も、人の顔色をうかがうクセがあり人間関係で消耗するタイプです。
この記事では、人の顔色を気にしなくする方法と、その活かし方を解説します。
人の顔色をうかがうクセで職場の人間関係がシンドイときの対処法
最初にどうして人の顔色をうかがってしまうのか考えて見ましょう。
人の顔色をうかがうタイミングを分析する
自分の行動を、どんなときに人の顔色をうかがっているのか観察してみましょう。
- 頼まれごとを断れない
- 先輩の機嫌を損ねないような会話をしている
- 上司に報告するタイミングを計ってしまう
顔色をうかがってしまうタイミングがわかったら、その理由を検証しましょう。
顔色をうかがっている理由を考える
顔色をうかがってしまう理由はこんなものが挙げられます。
- 嫌われたくない
- いい人だと思われたい
- 人間関係で波風おこしたくない
- 会社に居場所がなくなると困る
- 仕事ができないと思われたくない
大体がこんな感じで、自分を守りたい願望が強いですね。
もちろん人から嫌われるのは怖いです。
だから無意識に顔色をうかがって相手が喜びそうな対応をとってしまう。
これでは人間関係に疲れてしまいます…。
人の顔色を気にしないようになるには自分がどうしたいのかを考えましょう。
自分は本当はどうしたいのか考える
人の顔色をうかがって行動してしまうけど、でも本当は自分はどうしたいのかを考えることが大切です。
例えばこんな感じです。
関わりたい仕事があるけど、権力をもっている先輩がそのプロジェクトのことをよく思ってない。
先輩に嫌われたら会社に居場所がなくなってしまう。
だから本当はやりたい仕事だけど出来ない。
本当は自分はやりたいけど、他の人からどう見られるかが怖くて挑戦できないということですね。
上記の例だと、自分の人生なのに、先輩のルールで生きている状態です。
自分のやりたい気持ちで行動できず、他人が最優先になっているので辛いんです。
職場で人の顔色をうかがわないようにする方法
人の顔色をうかがうのをやめるには、自分最優先で過ごしましょう。
自分が本当にやりたいことを選ぶ練習
人の顔色をうかがうのをやめるには、小さなことから自分を最優先に行動する練習をしましょう。
みんなは蕎麦を注文したけど、自分はかつ丼が食べたい→かつ丼を注文する
こんな感じなら挑戦しやすいですよね。
なんとなく空気を読んで周りに合わせることをやめましょう。
仕事中は感情を切りはなす
仕事中は、シゴトはシゴトで区切って「嫌だ」という感情は置ときましょう。
【上司に確認したいことがあるけど機嫌が悪そうで聞きにくい…】
よくありますよね。
そんなときは、怒られたらイヤ・気が利かないと思われたらイヤという感情を切り離します。
- 後回しにする→何で早く聞きに来ないんだと怒られる
- いま聞く→機嫌悪い返事が返ってくる
どっちにしろ、いいことは無さそうです。
それなら先に済ませた方が「上司に確認するタスク」がずっと頭にあるよりいいですよね。
上司から怒られても「機嫌が悪いと人に当たる上司が悪い」くらいに考えるのです。
できないことは断る
押し付けられた仕事など、人から好かれるために引き受けるのはもうやめましょう。
自分じゃなくてもいいと思ったら断ります。
断るのは勇気がいりますが二言だけで済みます!
「いま手一杯なのでできません」とだけ伝えるだけです。
他人から求められることが正しいとは限らない
他人から求められていること=正しいことではない時もあります。
たとえば、会社では上司を通して仕事を受けることが正しい道です。
なので、自分とはちがう部署の仕事を押し付けられたら断るのが正しいです。
でも、仕事を断ったら嫌われそうで結局引き受けてしまう。
押し付けてくる人は喜ぶけど、これではスジが通りません。
正しいやり方でなければ会社では評価されません。
物事への意識が変わる
他人の顔色をみて判断するのをやめると、自分の意識がかわります。
他人の顔色で判断していると他人に依存しているからどこか他人事で失敗しても、残念には思っても凹みません。
でも自分で決めたことには真剣に取り組めるし努力もできます。
物事への意識が変わります。
一部の人に嫌われることもある
自分に正直に行動すると、合わない人が出てくるものです。
人から嫌われても「ま、いっか」です!
自分の行動を責めないようにしましょう。
逆に新たに仲良くなる人も出てきます♪
人の顔色をうかがうクセの活かし方
人の顔色をうかがう能力を活かしましょう。
接客などお客様対応に
人の顔色をうかがって嫌われないように対応できるのは、洞察力が優れているからです。
その洞察力は接客で活きます。
商品を売る場合だったら、お客様がどう感じているか目の動きや、声のトーンで感じ取ることができますよね。
世の中には、相手の様子を観察することができない人もいるんです。
必要な場面では顔色をうかがう能力を活かし、必要ないときには鈍感になりましょう。
最後に
他人の顔色をうかがって控えめに生きてきた人にとって、自分優先にして自分勝手に振る舞うくらいがちょうどいいくらいです!
「自分は本当はどうしたいのか」を考えてその通りに行動するよう心がけましょう。
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