後輩が仕事ができる人だったとき、教える立場だと焦りを感じることがありませんか。
後輩に追い抜かれることを恐れて、仕事を教えたくなくなることも。
でも、後輩が周りに認められないように足を引っ張るより、後輩のいいところを学ぶ方が自分にとってメリットがあります!
この記事では、後輩から学ぶメリットと、後輩から学ぶためにプライドを捨てる方法を解説します。
後輩から学ぶことはたくさんある!プライドを捨てると成長速度がアップ
初めに、後輩からどんなことが学べるのか見ていきましょう!
メリット①:若々しい感性と最新の情報を後輩から学べる
仕事で市場調査をすることがありますよね。
- 若い世代は、どのように情報を得ているのか?
- どんなものが求められているのか?
市場調査をする前に、まずは後輩に聞いてみるのがおすすめです。
若い世代ならではの目線だったり、会社のイロに染まっていない状態だからこその客観的な指摘がもらえます。
自分では思いもしない考え方を学ぶチャンスです。
メリット②:後輩から学べない人が多いから他人と差がつく
後輩から学ぶ必要がないと思っている人は意外とたくさんいます。
「勤続年数が少ないから。」
「ゆえに知識量が少ないから。」
こんな理由が多いですね。
周りの大勢がこんな考えなら、後輩から学べるだけで周りと差をつけることが可能になります!
勤続年数が長いからいいアイデアを思いつくとは限りません。
昔からあるものだけを信じて仕事をしていると、知識は偏ってしまいます。
後輩から学べる人は、知識がアップデートされるので成長が止まりません。
スタートは同じだったはずなのにいつの間にかずっと前に進んでいます。
勤続年数で良し悪しをつけるのはやめて、良いと思ったアイデアや考え方は年数関係なく取り入れていきましょう。
後輩から学びたいけどプライドが邪魔をするときの対処法
後輩から学ぶことが大切なのはわかった。
でも、プライドが邪魔をして学べない…。
ここからはこのような時どうするか解説します。
後輩から学んでも立場が下になる訳ではない
これまで働いてきたというプライドがあると、自分のやり方に固執しがちです。
どんなにいい後輩の働きっぷりや意見でも受け入れられないことも。
でも後輩から学んだところで、自分が後輩の下になる訳ではありません。
自分にはずっと働いてきた経験やスキルがあります。
自分がこれまで働いて経験したことプラス、新しいものを取り入れる柔軟性がある人は最強です。
自分の感情は置いといて、素直に意見を取り入れてみましょう。
後輩から学ぶのに必要なのは「好奇心」
プライドが邪魔をして後輩から学べないとき、まずは後輩に興味をもちましょう。
後輩に興味がもてないなら「後輩の世代」でもいいですね。
後輩の世代の若者では当たり前のことが、自分には当たり前ではありません。
「最近の若者は、だからダメなんだ」と切り捨てないで、「なんでそう考えるの?」と好奇心を持って疑問に思ったことを聞き続けるのがおすすめです。
で、いいと思ったことだけ取り入れさせてもらいましょう。
後輩から学べると、信頼がついてくる
後輩から学べる人は少ないです。
ということは、後輩の意見を取り入れるだけで、後輩からの信頼が得られます!
後輩からの信頼なんていらないよと思うかもしれません。
でも、自分が上にあがったときに実を結びます。
この人について行きたい!と思わせる上司になれるように、今から種を蒔いておきましょう。
体験談:後輩の意見を取り入れる先輩の話
以前、一緒に働いた先輩は、どんな人からの意見も素直に取り入れる人でした。
改善することがあるとき、入社したばかりの私からも意見を聞いてくれて、良い案だったときは採用してくれることもありました。
他にも、講習会で学んだばかりの新しい用語を、その日からさっそく使います。
習ったばかりの用語をすぐに使うのって、少し恥ずかしく思いませんか。
新しい知識を秒で取り入れるので、成長スピードがものすごく早かったです。
自分のやり方に固執せず、良いもの・新しいものは取り入れていくことが、頭の固い大人にならないコツですね。
最後に
後輩だから学ぶことはないと思っているのは損です。
若者だからと思わず、いいところは素直に学ばせてもらいましょう。
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